水宝山について

水宝山とは

水宝山とは「琵琶湖の水草有効利用の社会的仕組みを市民の力でつくりあげる」プロジェクトです。

「水宝山」は大学共同利用機関法人「総合地球環境学研究所」が進める「オープンサイエンスと社会協働の融合に基づく琵琶湖流域圏水草資源活用コミュニティーの形成」プロジェクトがきっかけとなり2017秋に結成。
湖岸の民宿経営者、琵琶湖で事業を営む民間企業、公園管理事業者、フラワーショップ店長、大学関係者などで構成。
東京大学公共政策大学院が主催し、大津市がアイディア公募した「チャレンジオープンガバナンス2017」でファイナリストとして選定されました。



ポスター制作:やんとと

代表者より


代表の山田英二です。
私が浜辺掃除に目覚めたのは、真野浜水泳場が大津市営でなくなった約4年前くらいからのことです。それまでも、最低限の掃除はしてきましたが、いろんな思いがあり今ほどのことができていませんでした。
初めの頃は、それこそ「苦行」と思っていました。しかし、浜辺が綺麗になるにつれて、散歩する人が増えてくると、だんだんと「楽しみ」に変わってきました。「人に喜んでもらう楽しみ」です。
浜辺掃除をより簡単にする工夫もしました。特に、私が「フォーク2号」と名付けた一輪車を改造した道具は、それまで一番つらいと感じていた砂が絡まり、水分が多くて大変重い藻の処理に威力を発揮します。「工夫し、考え出す楽しみ」です。
そして、私に一番欠けていた、「つながる楽しみ」がこの水宝山での活動になります。私が感じる最初の二つの楽しみをより多くの方に感じて欲しいと願っています。
「自分にできることを、できるときに、できる範囲でやってみよう」そんな思いで、日々楽しく浜辺の掃除をしています。